責任ある利用

Remove AI Metadataを何のために使うのか、使ってはいけない用途、メタデータを削除して変わること・変わらないことを説明します。
Oct 20, 2026

Remove AI Metadataは、プライバシー保護とメタデータ確認のためのツールです。画像ファイルに含まれる情報を表示し、保存されたメタデータをお使いの端末上で削除します。このページでは、ツールの用途、越えてはいけない線、そしてメタデータを削除しても変わらないことを説明します。これらのルールは利用規約の一部です。

クリーニングツールの用途

  • 写真を共有する前に位置情報と端末情報を削除する。 スマホで撮った写真には、GPS座標、スマホやカメラの機種、正確な撮影日時が含まれていることがよくあります。自宅や子ども、職場の写真を投稿する前にこれらを削除するのが、このツールで最も多い使い方です。
  • PNGファイルからプロンプトとワークフローを削除する。 Stable DiffusionやComfyUIなどのツールは、プロンプト全文、シード、モデル、ノードのワークフローをPNGの中に保存します。これらを削除すれば、制作手法を非公開にしておけます。画像そのものや、目に見える開示表示はそのまま残ります。
  • AIとラベル付けされた本物の写真に対処する。 生成塗りつぶしでケーブルを消すなど、生成AIツールを1つ使ってレタッチしただけの写真にもAIの記録が残り、プラットフォームが写真全体にAIのラベルを付ける原因になることがあります。スキャンでどの記録がラベルの原因になったかがわかるので、そのプラットフォームの規則に照らして何が正確かを判断できます。規則が編集の開示を求めているなら、開示してください。
  • 情報源を守る。 ジャーナリスト、研究者、活動家は、受け取った画像や公開する画像からメタデータを削除し、誰が撮ったのか、どの機器で、どこで撮ったのかがファイルから明らかにならないようにしています。
  • ファイルを小さくする。 埋め込みサムネイル、編集履歴、大きなXMPパケット、C2PAマニフェストによって、画像のサイズが数十KB以上増えることがあります。
  • セキュリティ研究とテスト。 ウェブサイトやアプリ、処理パイプラインが来歴メタデータをどう扱うかの検証、ご自身のC2PA実装のテスト、テスト用ファイルの準備に使えます。
  • 信頼する前に確認する。 画像を根拠にしたり他の人に渡したりする前に、コンテンツ認証情報があるか、誰が署名したか、検証に成功するかを確認できます。

使ってはいけない用途

  • 法律で義務付けられたAIの開示を削除すること。 EUのAI法では、ディープフェイク(実在の人物・場所・出来事を描き、本物であるかのように誤認させるAI生成または加工された画像・音声・動画)を公開する人は、そのコンテンツが人工的に生成または加工されたものであることを開示しなければなりません。明らかに芸術的・風刺的な作品には、より緩やかなルールが適用されます(第50条第4項、2026年8月2日から適用)。中国では、人工知能生成合成コンテンツ標識弁法(2025年9月1日施行)が、義務付けられたAIラベルの削除・改ざん・偽造・隠匿を禁じ、他者がそれを行うためのツールの提供も禁じています。あなたに適用される法律がラベルを求めているなら、ラベルは残してください。
  • プラットフォームの規則で求められるラベルを削除すること。 いくつかのプラットフォームは、リアルなAIコンテンツの開示を求めています。Metaはフォトリアルな動画とリアルな音声について、TikTokはリアルな場面を描いたAIコンテンツについて、YouTubeは加工または合成されたリアルな動画について開示を求めています。メタデータを削除しても、こうした義務は変わりません。
  • AIサービス提供元の規約に違反すること。 EUの自主的なAI生成コンテンツの透明性に関する行動規範(最終版:2026年6月10日)のもとで、OpenAI、Google、Meta、Microsoft、Anthropicなどの提供元は、自社のAI表示を意図的に削除することを規約で禁じると約束しました。画像を作ったツールの規約を確認してください。
  • ディープフェイクによるなりすましや欺瞞。 実在の人物を描いたAI生成・加工画像を本物らしく見せるため、あるいは詐欺、嫌がらせ、同意のない性的画像、選挙に関する偽情報、偽の証拠のために、このツールを使わないでください。
  • 他人の著作者表示を隠すこと。 他人の作品から著作権情報や作者情報を削除して自分の作品と偽ったり、権利を侵害したりしないでください。

メタデータを削除しても変わらないこと

  • 不可視の透かしは残ります。 Google SynthIDは、GoogleのGeminiアプリで生成された画像のピクセルに、また2026年5月19日以降は、OpenAIがChatGPT、Codex、APIの大部分で生成する画像のピクセルにも埋め込まれています。TikTokは2025年11月に独自の不可視の透かしの導入を始めました。メタデータを削除しても、これらはすべてそのまま残ります。
  • 目に見える透かしも残ります。 画像の上に描かれたロゴ、署名、文字は、絵そのものの一部です。
  • ラベルが表示される可能性は残ります。 プラットフォームは不可視の透かしを読み取ったり、投稿者の申告に基づいたり、独自の検出を行ったりもできます。
  • あなたの義務は変わりません。 ファイルのメタデータに何が書かれていても、法律やプラットフォームの規則は、あなたが公開するものに適用されます。

私たちの取り組み

  • このツールは、プライバシー保護とメタデータ確認のためのツールとして紹介しています。AI画像を検出されなくするとか、プラットフォームを回避できるといった約束は一切しません。
  • スキャンでは、コンテンツ認証情報を削除する前にその内容(署名者、作成したアプリ、検証に成功するか)を表示するため、十分な情報をもとに判断できます。
  • 利用規約には次のように定めています。リアルなAI生成コンテンツを公開する場合、法律やプラットフォームの規則で求められる開示の責任は引き続きあなたにあります。残すことが義務付けられているラベルを削除するために、本サービスを使用しないでください。
  • 画像が当社のサーバーに届くことはないため、ツールがどう使われているかを私たちが知ることはできません。だからこそ、ここでルールを明確にしています。

不正利用の通報やご質問は、support@removeaimetadata.comまでメールでお送りください。

最終確認日:2026年10月20日。このページは一般的な情報であり、法的助言ではありません。